
合成開口レーダのデータを用いた洋上風力発電のための風況マップの開発
東京海洋大学 海洋資源環境学部 海洋資源エネルギー学科
私は、卒業研究を通して人工衛星のデータを用いて、特定の洋上風力発電候補地域における統計風況マップの解析に取り組んでいます。
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近年、地球温暖化のような環境問題を抑える方法としてグリーントランスフォーメーション(GX)が推進され、再生可能エネルギーの需要が高まっておりますが、その一つの手段として洋上風力発電が注目を浴びています。発電量は、風速の3乗に比例するため、正確な風況データを得ることが重要となります。広範囲かつ長期にわたる海域の風況観測は容易ではありませんが、空間分解能の高い人工衛星のデータを用いることは有効であり、従来のシミュレーションを用いた方法よりも正確に事業の可能性を評価することに成功しました。
T.O環境財団様のご支援により、金銭面を心配することなく研究に集中することができました。また、再生可能エネルギーの最先端技術をもつアイスランドに交換留学を行い、環境にクリーンなエネルギー開発について理解を深めることができました。心より感謝申し上げます。
卒業後は、大学院に進学し、引き続き環境問題抑制のための研究に取り組みたいと考えています。
公開チャネルにおける効率的で安全な復号手法の提案
岡山大学 工学部 工学科 情報電気数理データサイエンス系ネットワーク工学コース
私は、復号せずに暗号文のまま演算が行える準同型暗号について研究しています。
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この特性により、プライバシーを保ったままデータの計算処理を行うことが可能になります。クラウド利用により、廃棄するハードウェアの数を削減でき、消費電力が最適化されます。本研究では、準同型暗号の計算コストを削減し、より効率的な暗号計算を可能にすることで、セキュリティと環境負荷の低減を両立するクラウド活用を促進することを目指しています。クラウド上でプライバシーを確保しながらデータを有効活用できる社会を実現し、持続可能なデータ運用の発展に貢献することが、本研究の目的です。
貴財団に多大なご支援をいただけたことで私は学業に専念でき、研究において大きな成果を得ることができました。私は、大学院に進学し、引き続きプライバシーと環境保全を両立する研究に励んでまいります。心より感謝いたしております。本当にありがとうございました。
T.O環境財団の奨学生としての2年間
神戸大学 国際人間科学部 環境共生学科
私は、T.O環境財団の奨学生に選ばれ、2年間、貴財団様からご支援いただきましたことで、自身の卒業研究に邁進することができました。
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卒業研究では、耕作放棄地における小型サンショウウオの環境要因について調査、研究いたしました。T.O 環境財団様からご支援いただけたことで、アルバイトの回数を減らすことができ、調査、実験に多くの時間を使うことができました。また、その研究成果を国際学会、応用生態工学会で発表することができ、感謝しております。卒業後は大学院へ進学し、生物多様性の保全についてより詳しい研究を進めていきたいと考えております。最後になりましたが、2年間にわたってご支援くださり、本当にありがとうございました。
セラミックス/ポリマー複合材料による新規冷却素子の開発
名古屋工業大学 創造工学教育課程 材料・エネルギーコース
私は、セラミックスと高分子を混合することで柔軟性を有する冷却素子の研究に取り組んでおります。
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現在、世界のエネルギー消費量の約4割が冷却に関連していると言われており、新たな冷却素子の開発はエネルギー消費の削減に大きく貢献すると考えております。
大学卒業後は、同大学院に進学し、引き続き同分野で研究を深めていく予定です。このたび、T.O環境財団様より奨学金を賜り、大学院在学中に予定している研究留学を金銭面の不安なく実現できる見通しとなりました。留学先としてドイツとインドを予定しており、それぞれの国で得られる経験を活かし、研究のさらなる発展に努めてまいります。
最後になりますが、公益財団法人T.O環境財団様に心より感謝申し上げます。いただいたご支援を胸に刻み、今後も研究活動に邁進してまいります。
ボックスカルバートの安定性評価に関する研究
九州大学 工学部 地球資源システム工学科
T.O環境財団の奨学生に選ばれ、貴財団様からご支援いただきましたことで、自身の卒業研究に集中することができ、今後の進路選択が広がりました。
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私は所属する大学にて、ボックスカルバートの安定性評価に関する研究を行いました。都市部においては人口増加や経済発展などにより過密化が進行しており、新規の都市部における新規の管埋設施工では,既存のライフラインや周辺地山に対する影響が懸念されるため、推進工法と呼ばれる非開削工法に注目が高まっています。研究においては、菅として使用されるボックスカルバートを改良し、構造物の安定性について実験を通して確認しました。T.O.環境財団様による経済的御支援によって、アルバイト等の時間を研究や生活面に充てることができたことに加え、資料等の勉強資材などを捻出することができ、研究に多くの時間を使うことができました。心より感謝申し上げます。学部卒業後は同大学院へ進学し、引き続きインフラ、資源の関する問題の解決に寄与できるような研究に邁進してまいります。